私、まぁこ(@maaco_hsp_)は、HSPという生まれつき「感受性が強く敏感な気質」を持っています。
SNSやブログでHSPに関して情報発信しているものの、自分がHSPだと知ったきっかけを話していませんでした。
なので今回は、私自身がHSPだと知ったきっかけについてご紹介します。
HSPの気質によって生きづらかった話も書くので、「わかる〜」と頷くポイントが多いと思います。
HSPだと知ったきっかけは「YouTubeチャンネル」
私自身がHSPだと知ったきっかけは、当時ハマっていたYouTubeチャンネルでした。
HSPをテーマに、YouTuber自身の生きづらかった過去を動画で話していたのです。
その生きづらさがまさしく「私と同じ!」と思わず共感してしまいましたね。
当時Zoom営業が上手くいかず、お客様と話す前は緊張して何度も部屋とトイレを往復。
毎回、緊張してしまう自分に「私っておかしいのかな…」と悩んでいました。
そんな時に、YouTuberの話を聞いたことで、HSPにすごく興味を持ったのです。
ネットでHSP診断ができるということでやってみたところ、なんと強度HSPと判明。
「なるほど!私ってHSPなんだ」と、やっと心のつっかえが取れて楽になりました。
このような出来事が、私がHSPだと知ったきっかけでした。
たまたま、当時ハマっていたYouTubeチャンネルから知ったので、何か運命のようなものがあったのかも知れませんね。
HSPだと知るまで辛かったこと
私自身がHSPだと知ったきっかけをお話ししましたが、子どもの頃から生きづらさを感じて過ごしていました。
学生の頃は、迷惑をかけないように良い子でいようと、常に親や先生の顔色をうかがうばかり。
さらに、引っ込み思案な性格のため、親戚からは「大人しい子」「何考えているか分からない」と陰で言われることも。
社会人になって、接客業や障害児童の生活指導員で働いていた時も「考えすぎ」「考え方が悪い」と言われてもどうしようもできず。
同じ仕事をしているのに自分だけが焦ったり、時にミスしたりすると、本当に情けなくて辛かったです。
「どうして私は他の人のように気軽にできないんだろう」
「辛かったことを何度も思い出して嫌だ」
とずっと思っていました。
上司の機嫌が悪いと、自分が何かしたのではないかと不安になったり、キツイ香りや突然の大きな音は苦手。
常に誰かがそばにいる職場環境だと、見張られている気がして落ち着かない。
こんな些細なことに敏感な自分が嫌で仕方ありませんでした。
ストレスが溜まると背中や肩が痛くなり、ベッドに横になっては、自己嫌悪をくり返すことも多かったです。
HSPだと知るまでは、なんて自分は弱い人間なんだろうと嫌気がさしていました。
HSPだと知って変わったこと
些細なことに考え込む繊細な自分が嫌でしたが、HSPだと知ってからは、前向きに考えられるようになったのです。
どうしてかというと、
「これは生まれつきだから、個性なんだ」
「私はおかしくも変でもないんだ」
「私と同じHSPの人は、もっとたくさんいるんだ!」
と心強く思えたからです。
自分が生きづらかったのは、HSPの気質によるものだと知ってから、少しずつ自分を受け入れるようになりました。
長年の謎が解けた気分でしたね。
自分自身がHSPと知ってから興味が湧き、HSPに関する電子書籍を読み漁りました。
HSPという個性が、未知の自分に出会えた気がして嬉しかったですね。
知らなければ、ずっと自分を責め続けていたと思います。
「できない自分」「ダメな自分」と否定していましたが、今では、自分と向き合って本音に耳を傾けて過ごしています。
HSPをもっと活かしたいと思ったワケ
私自身がHSPだと知って、本やSNSで調べるうちに、気質で生きづらさを感じている人が多くいると知りました。
私も繊細な気質からストレスを溜めやすく、人との関わり方に苦労が絶えませんでした。
だからこそ、こんな私でも、
「同じHSPさんの助けになれないだろうか?」
という思いが溢れてきたのです。
以前は「考えすぎ」「周りに気を使いすぎる」という特徴をマイナスに捉えていました。
しかし「思慮深い」「細かいところも気づける」とプラスに捉えたら、弱みだと思っていた気質が強みと考えるように。
この強みを活かして、何か力になれないだろうかと考え始めたのです。
HSPさんのコミュニティに参加したり、HSPに関する本をさらに読みこんだりしましたね。
今では、気質から生きづらさに悩んでいる方に向けて、SNSやブログを立ち上げてHSPに関する情報を発信しています。
これまでの私の経験を活かしつつ、生きづらさに悩んでいる方の力になるような発信を心がけていこうと思っています。
HSPの私との今後の付き合い方
私は、自分自身がHSPだとSNSなどで公表しています。
まだまだ、HSPのことを多くの方が知らないため、理解されていないのが現状なんですね。
なので、自分からHSPだと隠さず話すことで、HSPを知るきっかけに少しでもなれたらと思っています。
家族にもHSPだと伝えました。
姉は自分自身もHSPだと知ってから、書籍を読んだりセミナーに参加していて、お互いの悩みを話し合う関係になっています。
私の母は、くわしく伝えても理解が難しいようで「そういうのがあるのね」と母なりに受け入れてくれて嬉しかったです。
ただ私の家族の場合は、受け入れてくれましたが、「甘えている」「言い訳だ」と受け入れてくれない人がいるのも事実です。
誰もが人の感覚をすべて受け入れることはできないので、しかたないのかもしれないですね。
私自身、HSPだということは素敵な個性であり、むしろプラスに思っています。
誰よりもいろんな刺激に敏感なので、より一層楽しめることが多いんじゃないかと思えるくらいです。
コーヒーの香りにリラックスしながら風情を楽しんだり、愛犬の愛情表現を人一倍感じて嬉しくなったり。
HSPだからこそ感じられるささやかな幸せが、たくさんあると思うんです。
なので、せっかくHSPの気質を持って生まれたからこそ、大切にしながら楽しんで過ごそうと思っています。
過去の私のように、
「繊細すぎて生きづらい」
「HSPで辛い」
と悩んでいる人に、このブログを通しながら、ちょっとでも自分自身を受け入れられるきっかけになれたら幸いです。