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【例文あり】雑談が苦手なHSP必見!コミュ障でも雑談力が上がる対処法9選

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「ずっと会話しつづけるのはしんどい」

「3人以上でいると会話できず空気みたいな存在になる」

「プライベートを根掘り葉掘り聞かれたくない」

と悩んでいませんか?

HSPさんは、気質から雑談が苦手になりがちです。

私も雑談が苦手で学生時代や社会人になってからも、浮いた存在になっていました。

雑談が苦手なままだと、雑談するたびに居心地が悪くて、ストレスを溜めてしまいます。

そこで今回は、雑談が苦手でツライ思いをしているHSPさんのために、例文を出しながら、コミュ障でも雑談力が上がる方法を紹介します。

この記事はこんな人におすすめ!

・HSPで雑談が苦手でツライ

・周りと打ち解けたい

・ストレスなく雑談したい

雑談が苦手なままだと、本当にツライですよね。

今回の記事では、雑談での話し方や聴き方、さらに雑談で起こるトラブルの対処法をまとめました。

コミュ障で雑談が苦手というHSPさんも、気軽に活用できますので、少しでもいつもの日常を快適に過ごせる参考になれば幸いです。

HSPさんが雑談に苦手意識を感じる理由とは?

最初に、HSPさんが雑談に苦手意識を感じる理由を解説します。

理由がわかれば雑談に対するストレスを溜めにくいので、原因を知って心の負担を減らしていきましょう。

深い話がしたいのにできない

話題がコロコロ変わる雑談は、物事を深く考えやすいHSPさんにとって、深い話ができずに苦手意識を持ってしまう場合が多いです。

グループで会話していると、いつの間にか別の話題になり、

「もっと話がしたかったのに」

「もっと話が聞きたかったのに」

と満足できないことも。

深い話をできないストレスがどんどん溜まって、雑談が苦手だと感じやすくなることも。

まぁこ

聞きたいことや話したいことがあっても、会話を楽しめないのは悲しいですよね。

どうせ理解されないと思ってしまう

特性から自己肯定感が低くなりやすいHSPさんは、過去に否定された経験があると「どうせ理解されない」と思ってしまう傾向が高いです。

「それはちょっと違うんじゃないの?って言われたら怖い」

「あなたって変わってるねって思われたら嫌だな」

など、理解されないのが怖くて自分の考えや感覚を表に出せません。

自己開示できないので、相手と距離をつくってしまい、気まずい思いをすることも。

まぁこ

理解されたいけど、勇気を出すのは怖いですよね。

相手の反応が気になる

共感力の高いHSPさんは、人の感情に敏感なので、相手の反応が気になってしまいます。

「この話つまらないかな?大丈夫かな?」

「機嫌を損ねないように笑顔で聞かなきゃ」

と相手を気遣ってしまい、必要以上に疲れてしまうことも少なくありません。

雑談のたびに疲れると、苦手意識が増してしまい、よけいにツラくなってしまいます。

まぁこ

思いやりがあるからこそ、相手の反応が気になってしまうんですよね。

沈黙が怖い

誰よりも気遣いが得意なHSPさんは、会話がつづかなくなると、沈黙が怖くなってしまいがちです。

「もしかして話がつまらなかったのかも」

と会話がつづかない原因を自分だと思い込み、自己嫌悪におちいってしまうことも。

会話のネタがない、会話をつづけられない恐怖があると、雑談に対する苦手の感情が高まってしまいます。

まぁこ

私も会話がつづかないと「何か話さなきゃ!」って焦ってました。

相手と価値観が合わない

HSPさんは、相手と価値観が合わなくても、自分の気持ちを抑え込んでしまう傾向があります。

「本当はこう思ってるけど、この場の空気をこわしたくないな」

「本音を言ってバカにされたら怖い」

と相手から批判や否定されるのが不安で、相手の話に合わせてしまって疲れがちに。

外からの刺激に敏感なHSPさんは、価値観の合わない相手と雑談するとよけいに疲れてしまい、苦手だと感じやすくなってしまいます。

まぁこ

自分の気持ちを抑え込むと雑談が楽しくなくなっちゃいますよね。

話についていけない

物事を深く考えるHSPさんは、話題が二転三転すると話についていけないことも。

仕事の悩みの話だったのに、いつの間にか家族の話になっていると、頭の中がパニックになってしまいます。

話についていけなくなると、

「自分は人より頭が悪いのかな」

「話が進んでいるし、私ってここにいなくていいかも・・・」

と後ろ向きに考えてしまいやすく、雑談がつらくなってしまう傾向が多いです。

まぁこ

頭の中で整理整頓が大変なんですよね。

プライベートに干渉されるのが苦痛

HSPさんは、周りに気を遣って疲れやすく、プライベートに干渉されると苦痛を感じてしまう場合が多いです。

また、過去にプライベートの話をして、相手から否定や批判されたり、周りに言いふらされて傷ついた経験があると、より警戒してしまいます。

「これを言ったら引かれるかもしれない」

「誰かにペラペラ話されたくないな」

「できればそっとしておいてほしい」

とプライベートに踏み込まれるのを恐れ、秘密主義になってしまい、周りとの雑談を楽しめないことも。

まぁこ

プライベートを周りにペラペラ話されるのは嫌ですよね。

話を遮られたくない

HSPさんは、人を気遣える思いやりがある方が多く、人の話をきちんと聴くスキルが高いです。

聴くスキルが高いので、話を遮られると不快に感じてしまいやすく、雑談が苦手になることも。

まぁこ

会話を中断されると悲しくなりますよね。

相手の雑談のマナーが悪いのは、自分ではどうにもできません。

雑談はいずれ終わるものだと割り切らないと、雑談している時間がどんどん苦痛になってしまいます。

HSPさんが雑談するときに苦手な状況

次に、HSPさんが雑談するときに苦手な状況を紹介します。

気質から上手く話せない場合があると知っておくと安心できますよ。

疲れている時に雑談

HSPさんは、外からの刺激に敏感で疲れやすく、どんどん話題が変わる雑談は、情報過多になるため苦手になりがちです。

人を優先しやすいHSPさんは、疲れていても相手に気を遣い、相手のペースに合わせてしまうことも少なくありません。

雑談が終わったあとは、よけいに疲れがどっと出てしまい、何も手をつけられないことも。

相手のことばかり気にしていると、疲れがどんどん溜まってストレスを抱えてしまいます。

3人以上で雑談

1対1はよくても、3人以上の雑談になると苦手意識を持つHSPさんは多いです。

話したいことがあっても、気を遣ってずっと聞き役になり、

「相談したいことがあったけど、また今度でいいや」

と周りを優先して話す機会を逃してしまう場合もあります。

また、自分とあまり仲がいいとは言えない人がいると、緊張して黙ってしまうことも。

まぁこ

無理して話しても、空回りして気まずい雰囲気になったら怖いですもんね。

初対面の人と雑談

他の人の目が気になりがちなHSPさんは、初対面の人と雑談すると緊張してしまい、苦手だなと感じる傾向が高いです。

自分がどう思われているのか気になり、

「変なこと言ってないよね」

「この話題で大丈夫かな」

など、頭の中でいろいろ考えながら話すので、気疲れの原因になってしまいます。

雑談が終わった後は、1人反省会で自分にダメ出し。

自己嫌悪してネガティブになってしまうことも少なくありません。

人ごみの中で雑談

人ごみの中での雑談は、外からの刺激に敏感なHSPさんにとって、情報量が多く疲れやすいです。

そのため、周りの雑音や人の動きなどが気になり、雑談に集中できず苦手と感じることも。

親しい友人と会っていても、エネルギーを消耗してストレスが溜まってしまい、楽しく過ごすどころか疲れてしまいます。

まぁこ

どこで話すかによって、疲れにくさが変わりますよね。

話題がうわさ話や悪口

他人との境界線が薄いHSPさんは、うわさ話や悪口を聞くと、自分のことを言われている気持ちになり、不安になるケースが多いです。

また、うわさ話や悪口が盛り上がっていると

「自分も知らないところで悪口を言われているかも」

「根拠のないうわさ話に関わりたくないな」

と人間関係に悩む原因に。

まぁこ

私は誰のどんなうわさ話や悪口も聞いていてしんどくなります。

ネガティブな話題は、HSPさんにとって苦痛でしかないのでツライですよね。

【話す編】HSPさんが雑談の苦手意識を克服する対処法

HSPさんが日々を快適に過ごせるように、雑談の苦手意識を克服する対処法を紹介します。

こちらでは、雑談で話す場合についてまとめました。

雑談力を上げることで、相手との良好な関係を築いて楽しく過ごしましょう。

結論やオチなしで話す

まず雑談で話す場合は、結論やオチがなくてもOKです。

雑談は、おもしろい話やオチを求められる場ではなく、あくまで人間関係をスムーズにするためのきっかけにすぎません。

そして、相手との距離を縮めるための重要な手段なんですね。

大げさな話や特別な内容ではなく、むしろ何気ない話や日常のちょっとした話題を、相手と共有することが仲良くなるための鍵になります。

逆に、結論やオチのある話をしようとすると、会話がかえって盛り上がらないことも。

たとえば、結論から話をしてしまう場合を見てみましょう。

柴さん

手を洗いすぎると、逆に風邪をひきやすいんですよ。

うさたん

へぇ〜そうなんですね。

柴さん

なぜかっていうと免疫バリアが〜…

といった詳しい説明をつづけると、相手は「聞かされている感」を抱き、たいくつに感じてしまいます。

また、オチのある話は前置きが長くなりがちで、聞いていて相手が嫌気を指すことも。

なので雑談で話す場合は、結論やオチを意識せず、何気ない会話をつづけるのがコツです。

HSPさんは、相手の感情を敏感に受け取りやすいので、コツさえつかめば、誰よりも相手との関係を良好に保ちながら、楽しく雑談できますよ。

まぁこ

結論なしオチなしで、何気ない会話をつづけることが大事なんですね。

感情を乗せる

雑談で相手との距離をグッと近づけるには、感情を乗せて話しましょう。

単に、情報や事実を伝えるだけでは、会話が途切れがちになってしまいます。

会話がつづかないと、HSPさんは特に焦ってしまいますよね。

たとえば、感情を乗せず、事実や情報だけを伝える場合を見てみましょう。

柴さん

今日のAランチは味噌カツみたいだよ。

うさたん

へーじゃあBランチは?

柴さん

Bランチは豚丼らしいよ。

うさたん

そうなんだ。じゃあ、Bランチにしようかな。

このように、感情を乗せないと会話がそっけなく終わってしまい、相手と仲良くなるには物足りません。

では、感情を乗せた雑談の場合はどうでしょうか。

柴さん

今日のAランチ、味噌カツなんだって!カツが大きくて食べ応えがありそうで楽しみだよね。

うさたん

わかる!外はサクッと、中はジューシーな味噌カツって最高だよね。

柴さん

そうそう!ちなみにBランチは豚丼だって。お肉がたっぷりで、汁だくなのがたまらないよね〜

うさたん

えー、豚丼も捨てがたいなぁ。でも昨日カツ食べたから、今日はBランチにしようかな。

同じ話の内容でも、感情を乗せただけで、相手との距離がグッと近づきますよね。

感情を共有すると、映画や小説を楽しむように共感が生まれて「仲良くなった」とお互いに実感しやすいです。

特に感受性豊かで共感力が高いHSPさんは、誰よりも深く感動したり、情緒を味わえる特性もち。

「食べ応えがありそうで楽しみだよね」

「汁だくなのがたまらないよね」

など、リアルな感情を相手と共有することで、より親密な関係を築きやすくなりますよ。

体験談を話す

雑談で自然に相手と仲良くなるなら、体験談を話すのがベストです。

体験談を話すと、会話が盛り上がって相手とスムーズに話せるので、楽しく雑談できるようになりますよ。

しかし感受性が高いHSPさんは、相手の反応や雰囲気に敏感なので、雑談中は緊張しやすいですよね。

雑談するきっかけに、よく天気の話やニュースの話をするといいと聞きますが、実はあまりおすすめできません。

感情のない薄っぺらい会話をしてしまい、相手との距離が近づくまでにはいたらないんです。

なので、天気の話やニュースの話にくわえて、自分の感じたことや思ったことを話すと会話が弾みますよ。

たとえば、天気の話だったら

柴さん

今日は暑いね。

というだけでなく

柴さん

昨日は暑すぎて、一歩外に出た瞬間にもう汗だくになっちゃったんだ。今日はさらに暑いみたいで本当にまいっちゃうよ。

と自分の体験をおり交ぜると、相手も共感しやすくなります。

うさたん

そうだよね。昨日は暑くて汗だくになったからシャワーあびたよ。今日も暑いなんて嫌だよね。

と相手との会話が自然につづくように。

このように、相手の反応を感じ取りやすいHSPさんは、体験談を通じて、自分自身の気持ちや感じたことを素直に伝えると、相手との距離がどんどん縮まりますよ。

HSPさんの持つ繊細さや思いやりをうまく活かし、雑談を楽しめるといいですね。

【聴く編】HSPさんが雑談の苦手意識を克服する対処法

雑談で話すことも、人間関係を築いていくうえで大切ですが、聴く姿勢はもっと重要です。

聴き方を学び雑談力をあげて、相手と円満な関係を築いていきましょう。

肯定と共感のセットで聴く

雑談で最も大切なのは、相手の話を肯定しつつ共感しながら聴くことです。

しかし、多くの人は話を聴くよりも話をする方が好きな人が多いため、肯定と共感のセットで聴くのが難しいと感じることも。

さらに、よかれと思って返した言葉が、相手の機嫌を損ねることも少なくありません。

たとえば、次のような雑談はNGです。

うさたん

最近暑くてやんなっちゃいますよね。

柴さん

まぁでも、涼しい部屋にいるなら快適ですよ。

(相手の発言を否定や訂正)

うさたん

あ、そうなんですね・・・・そういえばこの間アイス食べすぎてお腹壊しちゃいまして。

柴さん

食べ過ぎは禁物ですね!暑い時ほど冷たいものを食べない方がいいですよ。

(聞かれていないのにアドバイス)

このように、相手の話を否定したり、指摘やアドバイスを勝手にすると、相手に不快感を与えてしまいます。

この機会に、相手と仲良くなれる機会を逃してしまっては、本末転倒ですよね。

では、肯定と共感のセットで聴く場合はどうでしょうか。

うさたん

最近暑くてやんなっちゃいますよね。

柴さん

そうですね。今年は去年よりもずっと暑い気がします。

うさたん

ですよね!この間なんて、アイス食べすぎてお腹壊しちゃいまして。

柴さん

それは大変でしたね。

うさたん

そうなんですよ。暑くても食べ過ぎはよくないって思い知りました。

このように、相手の言葉を肯定し、共感することで、相手は心地よく感じて話をもっとつづけたくなります。

HSPさんは、共感力が高く、相手の感情に細やかな配慮ができるので、肯定しながら共感して話を聴くのは誰よりも得意。

相手の言葉や感情を意識して、ていねいに受け止めることで、相手から感謝されて、信頼関係を築きやすくなりますよ。

まぁこ

相手に寄り添ったコミュニケーションが何より大事になりますね。

リアクションをとる

雑談を聞く時は、言葉だけでなく身振り手振りをくわえて、笑顔でリアクションをとることも大切。

聞き上手なのは、相手に話題を振ったり徹底的に聞くことではありません。

むしろ相手が話しやすいように気を遣いすぎると、逆に雑談に対して苦手意識が強まってしまいます。

相手の感情などに敏感なHSPさんは、相手を優先して聞き役にまわるものの、楽しく雑談できているか気になっちゃいますよね。

だからこそ、笑顔など言葉以外のリアクションをとることで、相手の反応も良くなり、会話がどんどん盛り上がりますよ。

たとえば、リアクションが控えめな場合を見てみましょう。

うさたん

最近、仕事が忙しくて疲れちゃいますね。

柴さん

そうですね(無表情)

うさたん

そうなんです。連日残業続きで・・・。

柴さん

大変ですね(無表情)

このように、相手の話に対する言葉以外のリアクションが少ないと、相手は「この会話は盛り上がらない」と感じてしまい、会話が途切れがちに。

言葉以外のリアクションが少ないために、相手と仲良くなるどころか沈黙を招きかねません。

では、リアクションをとった場合はどうでしょうか。

うさたん

最近、仕事が忙しくて疲れちゃいますね。

柴さん

本当にそうですよね!休む暇がないと疲れちゃいますよね。

(一緒に疲れた表情して共感する)

うさたん

そうなんです!連日残業続きで、もうクタクタです。

柴さん

それは辛いですね・・・少しでもリラックスできる時間があるといいですよね。(一緒に疲れた表情して共感する)

このように、HSPさんの共感力を活かしたリアクションをとることで、相手は自分の話がしっかりと受け止められていると感じて、会話が自然と弾むように。

言葉以外のリアクションを意図的に取り入れることで、相手は「この人は自分の話に興味を持ってくれている」と感じて信頼関係が深まっていきます。

さらに、表情だけでなく、身振り手振りをくわえると相手から好印象を受けますよ。

HSPさんの繊細さを強みに変え、言葉以外のリアクションを積極的にとることで、雑談への苦手意識が自然に薄くなるでしょう。

【応用編】HSPさんが雑談の苦手意識を克服する対処法

最後に、雑談していて起こるさまざまなトラブルを克服する方法を紹介します。

あらかじめトラブル回避の仕方を知っておくことで、HSPさんの雑談する苦手意識が吹き飛びますよ。

自分の話をする

雑談しても、会話が途切れて沈黙がつづくと、雑談が苦手だと感じる人も少なくありません。

特にHSPさんは、相手の感情に敏感なので、沈黙がつづくと不安を感じやすくなることも。

そこで、沈黙がつづいた時に有効な方法の一つが「自分の話をする」ことです。

気遣いができるHSPさんは、聴き役にまわりがちですが、自分の話をすることで会話のバランスをとることで、相手との距離を縮められますよ。

まず、沈黙がつづいてしまう場合を見てみましょう。

柴さん

最近、大型チェーン店の閉店が多いですね。

うさたん

そうですね。何が原因なんでしょうね。

柴さん

まぁ・・・経営が上手くいかなかったんじゃないでしょうか。

うさたん

きっとそうですね。はぁ・・・どこも辛いですね。

柴さん

本当に・・・・。

うさたん

・・・・。

このように、会話がつづかなくなると、途端に気まずくなってしまいます。

相手に話を振っても、会話が途切れてしまい、沈黙がつづくと不安が増すばかりですよね。

でも安心してください。

沈黙がつづいても、その後に自分の話をすると一気に会話が盛り上がるんです。

では、具体的にどうやって自分の話をするのかというと

たとえば、沈黙がつづいてしまった場合、以下の通りに会話します。

(沈黙がつづく・・・)

柴さん

えーと、実は最近ヨガにハマりまして。

うさたん

へぇ!ヨガやってるんですね。

柴さん

そうなんです。ちょっと体重が気になっちゃって。

うさたん

わかります!実は私もお腹周りの肉が増えちゃって。ヨガってダイエット効果があるって聞きますもんね。

このように、自分のちょっとしたエピソードを話すことで、相手は身近な話題に共感して、さらに話をつづけやすくなります。

HSPさんは、相手の感情に敏感なので、どんな話題を話せば興味をもってもらえるのか、なんとなく分かるもの。

特性を活かしながら雑談することで、沈黙になっても不安にならずに、相手との関係を深められますよ。

お礼を言う

雑談を終わらせたい時は、相手のペースに流されてしまう前にお礼を言いましょう。

お礼を言うことで、相手に良い印象を残しながら会話をスムーズに終わらせられます。

特にHSPさんは、相手を傷つけたくないという思いが強いので、雑談を終わらせるタイミングに悩んでしまうこともしばしば。

しかし、雑談は何気ない話をして信頼関係を築くきっかけにすぎません。

おもしろい話や深い話をしなくてもいいですし、サクッと終わらせてOKなんです。

たとえば、会話を切り上げたい場合、どのようにしてお礼を言うのか見ていきましょう。

うさたん

もう最近、仕事が忙しくて疲れちゃって・・・。

柴さん

本当にそうですよね。それにしても、こんなに話せてすごく嬉しかったです。ありがとうございます。

(感謝の気持ちを伝えつつ、自然に話を終わらせる)

うさたん

こちらこそ、話を聞いてもらえて助かりました。

柴さん

またゆっくり話しましょう。今日はありがとうございました。

(再び感謝を伝えて、会話をしめくくる)

このように、お礼を言うことで、相手は「この人は自分の話をきちんと聞いてくれた」と感じて好印象に。

繊細なHSPさんも、相手に好印象を持たせながら、会話を切り上げられるなら安心できますよね。

また、相手のことを気遣えるHSPさんだからこそ、お礼を言うタイミングや温かな気持ちを心から伝えられるので、いい雰囲気で会話を終えられるのもいいですね。

相手のペースに流される前に、積極的に感謝を伝えることで、雑談への苦手意識が薄れていきます。

雑談を終えたい場合は、相手にお礼を伝えて、充実したコミュニケーションをとっていきましょう。

「普通は・一般的には」と話をそらす

雑談の中で失礼な質問をされた時「普通は・一般的には」と話をそらすことが大切です。

相手の言葉や表情に敏感なHSPさんは、失礼な質問をされると傷き、落ち込んでしまいますよね。

だからこそ、傷つく前に冷静に対応することで、自分を守りながら心を穏やかに会話をつづけられますよ。

たとえば、結婚するかしないかの話をされた時の場合を見てみましょう。

うさたん

どうして結婚しないの?

柴さん

まぁ、一般的には結婚してますよね。普通は何歳くらいで結婚するんでしょうか?

うさたん

そうね。まぁ私たちの時代は〜。

このように、「普通は・一般的には」と切り出すことで、相手に対して直接的な反論をせずに、自然に話題をそらせます。

相手がそのまま自分の話をしだして、話がそれたら大成功。

繊細なHSPさんは、失礼な質問されると辛くなったり、きちんと答えなくてはと焦ってしまいますよね。

しかし、雑談は良好な人間関係を築くためのものであって、答えにくい質問する人に、真面目にきちんと答える必要はありません。

雑談は、関わりを持ちたくない人から話をそらして逃げてもいいんです。

自分と合う合わないに敏感なHSPさんは、言いたくないことは「普通は・一般的には」と話をそらすと、雑談の苦手意識もしだいに乗り越えられるでしょう。

好印象の聴き方や話し方の逆をする

雑談で相手が悪口やうわさ話を始めた時は、今まで紹介した好印象の聴き方や話し方の逆をしましょう。

悪口やうわさ話をする人と一緒にいても、楽しくありません。

また、他人のネガティブな感情に敏感なHSPさんは、悪口やうわさ話を聞くと自分のことのように思い、心に負担を感じてしまいます。

そんな時は、ネガティブな話題から意図的に距離を置くことで、自分を守ることにつながりますよ。

たとえば、相手が誰かの悪口を言っている場合を見てみましょう。

うさたん

あの人、いつも遅刻ばかりで本当に困っちゃうよね。

柴さん

そうなんですね・・・。

(無反応で受け流す)

うさたん

しかも、最近は仕事のミスも多くてさ。

柴さん

まぁ、でも最近は忙しいのかもしれませんよ。

(軽く相手を否定する)

このように、リアクションを控えたり、共感せず軽く否定することで、悪口やうわさ話を避けられるように。

相手も話が盛り上がらないと気づくと、自然に別の話をしだしますよ。

さらに、相手が悪口やうわさ話をつづける場合は、会話をポジティブな方向にシフトすると〇。

うさたん

あの子、本当に使えないよね。

柴さん

・・・あの、最近美味しいカフェ見つけたんですよ!会社の近くなんですけど知ってます?

(ポジティブな話題に変えて、相手の関心を別に向ける)

うさたん

え?美味しいカフェ?会社の近くにそんなところあったっけ。

このように、会話をポジティブな方向へシフトすることで、悪口やうわさ話を遠ざけられます。

共感力の高いHSPさんは、いつもより共感せず反応も薄くすることで、あえて話してもつまらない印象を残すとより効果的ですよ。

悪口やうわさ話は基本的に話に乗らないのが1番。

関わりたくない人には、今まで紹介した好印象の聴き方や話し方の逆をして、距離を置くことも必要ですね。

HSPさんは雑談力を上げて苦手意識を克服しよう!

HSPさんは、雑談に対して苦手意識を持ちやすいですが、雑談力を上げれば楽しく会話ができます。

やり方は、

・結論やオチなしで話す

・感情をのせる

・体験談を話す

・肯定と共感のセットで聴く

・リアクションをとる

・自分の話をする

・お礼を言う

・「普通は・一般的には」と話をそらす

・好印象の聴き方や話し方の逆をする

を紹介しました。

他人の感情などに敏感なHSPさんは、気を遣いすぎて雑談が苦手になりやすいです。

会話が上手くいかず自分を責めてしまいますが、実は繊細な気質があるからこそ、雑談力を高めていけるんですよ。

まずはおもしろい話をしようとか考えず、結論やオチなしで気軽に話をつづけられるようにしましょう。

相手と仲良くなれると、苦手意識も薄まって雑談するのが楽しくなります。

コミュ障で雑談が苦手でツライ思いをしている方は、ぜひ紹介した方法を試してみてくださいね。